GO!GO!GO:店内の様子
GO!GO!GO!
厚生労働省 2009年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)
GO!は、向かっていくこと
GO!は、売れること 流通すること
GO!は、時を打つこと
GO!は、心が躍る、鼓動が高鳴ること
GO!は、あるがままにあること
アートリンクの視点から、食や日常を再発見し、岡山の魅力を探ろうと考えました。それぞれの存在が、それぞれの地域において「かけがえのない存在」であることを感じられるように、アーティストや全国のサポーターと連携し、それぞれの表現を生かし具現化し、ここにしかない商品として売ることでアクチュアリティのある関係性を紡いでいきたいと期間限定の店舗(2010年3月限定)をつくりました。
会期中は、多くのワークショップを開催し、新たな表現者らが参加しました。個々の表現がどのように社会と結びつき、個へ還元していくのかと、様々な分野の方を招いての講座や、商品開発のためのテーブルディスカッションも行いました。そして、一方で県内外の施設へアンケートやグループインタビューを実施し、現状や課題を追求してきました。
その中で、障害のある人のもつ創造性を起点にした、職業領域の拡大を図ったり、新たな就労の機会を得たり、ひいては関わる人の工賃水準の引き上げを図ることも可能となっている現場に遭遇しました。
障害のある人の芸術文化活動のブランディングと流通のスキームの構築の調査・研究を行うと、それは、障害のある人の文化的生活水準の向上が目的と言うよりも、閉塞した社会においては、障害のある人の表現こそが社会にとってかけがえのない道しるべとなりうることが見えてきました。
また、障害のある人のアート作品をデザインの現場で使用するための交渉の窓口、著作権や契約についての手法整備など、作家と使用者双方向の繋がる仕組みをデザイナーや現場の人たちを考察してきました。
私たちは、この研究を障害のある人や福祉施設の分野にとどまらず、CSR(企業の社会的責任)に取り組む企業、少子高齢化の進む中山間地域などを繋いでいくことで、社会全体が「創造的企業」として新しい創造都市モデルの提案、文化的水準の引き上げが可能であるといえるまで継続実施していきたいと考えております。
詳細は以下より↓(厚生労働省のページに飛びます。)
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