この度の「インクルーシブデザインのある地域創造」プログラムは、 公益財団法人日本財団より助成を受け、2022年度日本財団助成事業として実施させていただきます。 その一環で、公開プレゼン&意見公開の場を設けています。 ぜひ、ご視聴の皆さまともプロセスを共有させていただき、一緒にプロジェクトをつくっていけることを楽しみにしています。 録画映像のご視聴をお楽しみください。
主催:NPO法人ハートアートリンク 助成:公益財団法人日本財団
■インクルーシブデザインのある地域創造
〜公開プレゼン&みんなで意見交換〜 10/30(Sun.)13:30~15:00の間、 オンライン上で、今回のプログラムを実施する中で、一般社団法人シブヤフォント共同代表の磯村 歩氏をゲストに招き、シブヤフォントの取組みなど様々な知見からアドバイスを頂きながら、今回実施する各チームのプログラムの検証や今後の方向性を具体的にみんなで検討します。
■ゲストスピーカー・クリティークのご紹介
磯村 歩 (いそむら あゆむ)氏
1989年 金沢美術工芸大学卒業、同年富士フイルムに入社しデザインに従事。先進研究所におけるイノベーションプログラムの運営、ユーザビリティ評価技術導入などHCDプロセス構築などを歴任。2006年より同社ユーザビリティデザイングループ長に就任しデザイン部門の重要戦略を推進。退職後デンマークに留学し、ソーシャルインクルージョンの先駆的な取り組みを学ぶ。帰国後、株式会社フクフクプラス設立。2021年4月 一般社団法人シブヤフォント共同代表就任。 受賞歴:ソーシャルプロダクツアワード2021大賞、IAUD国際デザイン賞金賞、内閣府オープンイノベーション大賞選考委員会特別賞、グッドデザイン賞、桑沢学園賞、日刊工業新聞社 機械工業デザイン賞受賞、世田谷区産業表彰 産業連携・マッチング受賞、Good Job! Award入賞他 著書:ユニバーサルプレゼンテーション「感じるプレゼン」(UDジャパン)
■当日のスケジュール 13:30–
事業の紹介とゲストスピーカーの紹介
各チーム(6チーム)の発表 ゲストスピーカー磯村氏からの全体講評&取組紹介など
参加者とゲストスピーカーの意見交換
総括&終わりのご挨拶など
■今一緒に取り組みたいこと 障がいのある人の作品に対する社会的評価は、近年高まりつつありますが、「障害者アート」としたカテゴリーの中で、社会の一般の企業や商品と分けられている現状があります。一方で、農業や伝統工芸の世界では、障がいのある人の特徴を活かして「丁寧な手仕事」などと高評価されてきた事実もあります。一般のデザイナーとのマッチングとして「デザインマラソン」がありますが、その手法で、障がい者とデザイナーのペアで、企業が目指す方向性や地元にあったら面白いものをつくり出せれば、カテゴリーを跨いだ新しい価値を流通させられるのではないでしょうか。 新しい価値を一緒につくるプロセスをみんなで共有し、楽しみましょう。またその循環をつくることを目指します。
■みんなのゴール
① 障がいのある参加者(クリエイター)とデザイナーをマッチングさせ、障がい者の描く イラストや絵などの創作物を商品デザインに反映させることで社会に広く発信し、様々な個性の伸長を図ります。
② 社会の中に、創造的環境をつくることで、障がい者の芸術文化活動の振興、自立と社会 参加の促進に取り組んでいくこと、さらに多様性のある創造的な社会形成を目的とする。企業が多様な人との関わりを通じ、自社ブランドを高め、安定した収益構造のスキームを形成することを支援します。合わせて、商品を通し、地域の共生的価値を広く発信周知します。
NPO法人ハートアートリンク www.heartartlink.org
皆さまからのご意見コメント等は、 heartartlink@gmail.com までご寄せください。