笠岡諸島アートブリッジ2022「色と音のライブラリー」開催のご案内

令和4年度おかやまAIR地域協働事業

風光明媚な笠岡諸島。少子高齢化などの課題がある一方で、島ごとに脈々と続く伝統があります。人間は本来、目に見える世界だけに生きているのではなく、自然や先祖に守られて生きている。島はそれを身体で感じることができる空間です。宮本常一が「忘れられた日本人」のなかで取り上げていた、島の暮らし、循環型社会を継続してきた島は、創造性を生むための場所としての機能も、今後大いに期待されています。今年、島にアーティストが滞在し、白石島の人々との関わりの中で制作しています。島の記憶や自生する植物の色や日常にある自然の形が、アートの視座で呼び覚まされ、新たな出会いをつくっていきます。そう、島は、近未来社会!

作品展示期間: 2022.9.23(金)-10.2(日) 白石島 松浦邸(定期船港前)9時30分〜16時|観覧無料|

常設展示 : 岡山県笠岡市白石島松浦邸
イベント :

■ワークショップ |9/23(金)、9/24(土):松浦邸|

桑の実で染めるワークショップ:10:00〜12:00 両日とも定員8人 先着順/無料

■アーティストトーク  |9/25(日):松浦邸|

トーク「島の色と島の音」:13:00〜15:00 無料/出入自由

■ライブパフォーマンス|10/1(土)

獅子舞ライブパフォーマンス

笠岡住吉港 14:00〜14:15 、松浦邸 15:00〜15:15

主催:NPO法人ハートアートリンク、岡山県 後援:笠岡市、一般社団法人笠岡市観光協会

■滞在制作/作品展示アーティスト「色と音のライブラリー」

期間中の作家滞在スケジュール

・羽山 まり子(9/23、24、25、10/1、2)
・岩本 象一 (9/25、10/1)
・江南 泰佐 (9/24、25、10/1、2)

■交流アーティスト

「張り子」の技法で獅子頭の土台を制作し、島の人が着色し、完成させる獅子舞。10月1日は、ダンサーによる獅子の舞を披露!

アーティスト(山端篤史)が制作した張り子の獅子頭を島民が着色。胴体部分の「ゆたん」は、平川めぐみ(美術家)が、島民の物語がある布を持ち寄り仕上げます。獅子舞を舞うのは、カタタチサトと三木優希(コンテンポラリーダンサー)、音楽は岩本象一で「新しい獅子舞」を披露します。

※令和4年度おかやまAIR地域協働事業…岡山県では、国内外のアーティストを招へいし、滞在制作を行うAIR(Artist In Residence)「おかやまAIR地域協働事業」を通じて、地域の魅力をアートの視点で掘り起こし、岡山県の文化の魅力を国内外へ発信しています。

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